Holmes開発者ブログ

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認定スクラムマスター研修レポート

こんにちは! Holmesの吾郷です。

少し前になりますが、 2019年1月から本格的に運用スタートしたスクラム開発を経て、 2020年1月から新チームのスクラムマスターを務めることになりました。

それにあたり、会社から認定スクラムマスター研修を受ける機会をいただき、 無事に認定スクラムマスター資格を取得できました。

スクラムについてはスクラムガイドを参考にしてください。 https://www.scrumguides.org/docs/scrumguide/v2017/2017-Scrum-Guide-Japanese.pdf

研修概要

いくつか研修を開催している団体がありますが、

今回は株式会社Odd-e Japanさんが開催する研修に参加しました。 www.odd-e.jp

講師は日本人で唯一の認定スクラムトレーナーの江端さんです。

研修で認めてもらえると試験の受験資格を獲得できます。

無事、試験に合格すると下記資格を取得できます。 www.scrumalliance.org

1日目

午前

 スクラムとはなんぞや、スクラムマスターに必要な要素・役割を学習しました。大まかに以下が印象に残っています。

  • スクラムの目的とスクラムを通して得たい目的を区別すること
  • スクラムマスターは、スクラム適切かどうかを判断する(マスターとついてるだけに)
    • スクラム以外の方法論も知っている必要がある
  • スクラムはプロジェクトの現状を把握するフレームワークである
  • スクラムの世界では、人が言った言わないではなく、事実に基づく特定できる情報のみを扱う
  • スクラムはチーム中心型組織である
  • スクラムにおいては権利責任が同居している
  • スクラムマスターは安易に提案・遂行してはならない。
  • スクラムマスターの五大スキル
    • Teaching
    • Facilitating
    • Mentoring
    • Coaching
    • Situationaling
気づき

 スクラムは、改善の為のフレームワークと思っていましたが、改善ができるかどうかは別物でした。
 また、スクラムマスターとなるには、まだまだ知識が足らないことに気づきました。前提として、別の開発手法を知っていることが大切で、さらに学問的知識(集団心理学、組織論)をしっかり学ぶべきだと感じました。
 冒頭でも書いてますが、開発チームの一員だった頃は、思ったことをすぐに提案してました。しかし、論理的となると一度自分の中で落とし込み、チームに効果的な提案をする必要があります。POとチームの両者の連携を促進する立場として、両者から信頼されていることはとても重要です。そのためにはいい加減な言動をしてはならないということです。

午後

午前で学んだことを使ったグループワークを行いました。 トレーナーから出されたお題に研修参加者から提案を行うというものです。

条件は二つ

  • 発言は論理的であること
  • NGワード(とりあえず・まずは・一旦)
気づき

これは本当に難しいお題でした。 発言時に論理的でなければ、トレーナーから指摘を受けます。頭の中で論理的な提案を考え続けます。
初日だったこともあり、基本的に指摘が多く出ていたように思います。 午後はほとんど発言できなかったと記憶しています。

お恥ずかしながらその日の振り返りも掲載します。

自分の意見をなかなか共有できなかった。

因果を捉え、説明できるようにする

固定観念に囚われ、柔軟な発想ができなかった。

2日目

午前

主にスクラムの構成要素について学習しました。大まかに以下が印象に残っています。

  • Feedbackについて
    • 人とモノは分けて考える
    • 弱点/補強的であること
  • PBI(Product Baclog Item)は一つ一つがプロダクトであること。(顧客に提供できる単位)
気づき

 自分も以前経験したことがあるのですが、スプリント毎に提供可能なプロダクトを作っていかないと、まとめてリリースする直前にリリーススプリントなるものを経験しないとならず、たくさんの不具合が出て大変なことになります。提供可能状態を維持し続けることの大切さは身に沁みて感じました。。。

午後

前日からのワークを引き続き継続して行いました。
結果としては提案の内容の決め型を決めることに終始していましたが、冒頭で発言できそこから議論が活性化したように感じ非常に嬉しかったです。

気づき

前日の夜から、練って練って練ってだした一言ですが、論理的であることの大切さを感じました。
また、参加者の方が、ボードや紙を用いて説明し始めたりと言葉のみではなく道具を使ったディスカッションも活発になりました。

2日目の最後には、トレーナーから、どういう戦略指標をもっているのか?という問いにハットさせられたことも覚えています。また、行動しないと評価されないという厳しいお言葉も参加者には投げかけられました。

3日目(最終日)

午前

見積もりとDONEの定義について学習しました。大まかに以下が印象に残っています。

  • 相対見積もりは精度が高く、スクラムに適している(現状がわかるため)
  • ベロシティは生産性指標ではない
  • DONEとはProductを提供できる状態である
  • スプリント毎の提供状態を作ることでVolatilityを下げるようにする
気づき

DONEの定義に関しては、例えばアプリケーションによっては推奨環境などをもともと設定している物があると思いますが、推奨環境という制限をかけていることはすべてのユーザに提供できる状態ではないことから、DONEの定義を満たしていないと判断になります。なるほど、、、となりました。つまるとこ、そういった不可避なUNDONEというのは存在するはずで世界中の企業がUNDONEが少しでもなくなるように動いているとのことです。 また、DONEの定義の学習の過程で、DONEの定義をできていると言える状態にもっとも近い企業はNetflixであるということを学びました。今度遊びに行ってみたい。。。!

午後

前日に引き続き、お題に対してどう決めていくかのディスカッションです。 ある程度、方向が決まっていき最後には決め方が決まりかけるところまではいけました。 結局、トレーナーに提案するところまではいけませんでした。

  • 決める上での判断のための優先順位が必要であること
気づき

集団での合意を行う上では、個々の判断基準が異なると難しくなります。 今回自分たちは、議論をすすめる上での判断基準を設けずに走ってしまったことが低迷した原因の一つでした。

最後に

今回、エバッキーこと江端さんの研修を受けました。噂通り、へとへとになる研修でした。笑 ただ、非常に気づき、学びも多く、さらにトレーニングによって実践的に経験・理解することができたと思います。そんな成長する機会をいただけた会社に感謝すると共に、継続的にスクラムマスターとして成長していきたいと感じました。 次はCSPO,CSDも受けてみたい。。。。!!!!

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