ContractS開発者ブログ

契約マネジメントシステム「ContractS CLM」の開発者ブログです。株式会社HolmesはContractS株式会社に社名変更しました。

長野・東京間を繋ぐオンラインコミュニケーションで工夫していること

f:id:n-koshikawa_holmescloud:20200327122644j:plainはじめましてHolmesデザイナーの越川です。 新型コロナウイルスの影響でリモートワークがどんどん拡がっているようですね。

遠隔作業の弊害として、一部のメンバーで決定したことがチーム全員に伝わっていなかったり、 すぐに確認をとりたいのに、チャットツール上だと中々マネージャーに気づいてもらえなかったりといったことがあげられるかと思います。

Holmesでは、長野拠点と東京拠点、またリモートのメンバーが常日頃オンラインでコミュニケーションをとって開発をしています。 チームメンバーが同じ空間にいない状況下でも、チームの生産性やチームワークを向上させるため、コミュニケーションの手段を日々試行錯誤しています。

今回は開発チームのコミュニケーションを支えるツールについて、その活用方法と合わせてご紹介いたします。 少しでも参考になれば幸いです。

※この記事の情報は2020/03/11時点のものです。

コミュニケーションにおいて心がけていること

開発チームがコミュニケーションにおいて心がけているポイントは

  • 相手のことを知る リスペクトの気持ちを持って相手の話を傾聴する

  • 情報格差をなくす 共通言語を用い、みんながわかるように可視化する

  • 伝わりやすいコミュニケーション わかりやすく伝える、話し方に気を配る

ことです。これらをオンライン上で実現するために、以下のツールを活用しています。

Zoom ー常時接続で気軽に会話できる状態に

f:id:n-koshikawa_holmescloud:20200312174400p:plain

ZoomはオンラインWeb会議ツールです。動作が軽く、通信環境が安定している上に、画質がいいです。デバイス環境に左右されず、機能も豊富なことが特徴です。

f:id:n-koshikawa_holmescloud:20200313160550j:plain

Holmesでは個人との対話を大切にしており、モニターにライブカメラをつけて常時接続を行っています。 モニターの前に立って話しかけると、リアルタイムで誰かが話したいメンバーに繋いでくれるため、すぐ目の前にいるかのような心理的距離感でコミュニケーションができます。 緊急時の相談や確認事項などもZoom上で画面共有し、確認しながら検討できるため、複雑な課題が発生している場合でもスピード感を持って開発を進めることができます。

miro ー可視化&共同作業におすすめ

f:id:n-koshikawa_holmescloud:20200312174403p:plain

オンラインホワイトボードツールです。ホワイトボードを使って実現できる様々なことをオンラインで叶えることができます。

f:id:n-koshikawa_holmescloud:20200313163019p:plain

Holmesではオンラインでのワークショップや、ユーザーストーリーの整理のために、miroを利用しています。 miroのポイントはオンラインで共同作業ができて、何より機能が豊富で使い勝手がいいことです。 考えをビジュアライズして可視化することができ、認識のすり合わせや整理がリアルタイムで可能になります。付箋を貼ったり、整理したり、紐付けたりなど、自由度高く操作できます。 ホワイトボードと比較して、リモートメンバーとの情報格差がなくなるのでおすすめです。

f:id:n-koshikawa_holmescloud:20200327122644j:plain

一方、タスクの進捗は社内に設置しているホワイトボードのカンバンで可視化しています。 miroの場合は能動的に情報を取りに行く必要がある一方、ふと周りをみた時に視界に入るホワイトボードの効力は絶大です。

他部署からも状況が把握できるように、このように管理しています。

Teams ー関連情報タブが便利

f:id:n-koshikawa_holmescloud:20200312174408p:plain

Microsoft Teamsは、Microsoftが提供するビジネスチャットです。 この製品は、Office365の製品の一部として提供されています。

HolmesではコミュニケーションツールにTeamsを利用しています。 Teamsのポイントは添付ファイルやWiki、様々なアプリやWEBページがチャネル内のタブ上にまとまることです。

f:id:n-koshikawa_holmescloud:20200313163016p:plain

タブをどんどんカスタマイズしていけるので、そのチャネルで大切にしたいことを、チームが閲覧しやすい場所に置いておくことができます。 チャネル内の会話の中で添付したファイルも、ファイルタブからまとめて参照できます。 また、WordやExcelがTeams上で直編集できたりと、マイクロソフト製品との接続がとてもシームレスなので、Office系のサービスを利用している場合には非常に便利なのではないかと思います。

いかがでしたでしょうか。 チームの雰囲気や目的に合わせて是非これらのツールを活用してみてください!

Holmesはエンジニア・デザイナーを募集しています
興味がある方はこちらからご連絡ください!

lab.holmescloud.com

lab.holmescloud.com

開発者ブログ始めました!

はじめまして、Holmesのid:k-igaです。

Holmesについて

株式会社HolmesではホームズクラウドというSaaSを提供しています。
ホームズクラウドは、企業の契約業務全般を最適化する契約マネジメントシステムです。

lab.holmescloud.com

今回は初記事投稿というわけで、開発環境やツールを紹介します!

開発拠点

東京オフィスと上田オフィス(長野県)の各拠点でそれぞれチームを組んでおり、2拠点2チームで楽しくチャレンジングな日々を送っています。

開発手法

アジャイル開発手法の一つである、スクラムを採用しています。
プロジェクト管理ツールはGitLabを利用しており、日々のデイリースクラムは物理かんばんを見ながら行っております。
また、チャットツールはMicrosoft Teamsを採用しており、各スクラムチームごとにチャネルを作成してコミュニケーションを行っております。

開発環境

開発環境は特にルールがあるわけではなく、各個人がやりやすいエディタ/IDEを選択することができます。
希望者にはIntelliJ IDEAのライセンスを支給してもらえます。
開発PCはMacBook Proを使用しています。
 

フロントエンド

フロントエンドは Sass, jQuery, Thymeleafで構築、Yarn, webpack で構成管理を行っています。最近では BEM に基づいた CSS 整理を取り入れ、よりモダンな開発を試みています。
将来的には フレームワークやAltJsを選定し、導入も検討しております。新しいことを1から始められる魅力があります。 f:id:k-iga:20200304121642p:plain

サーバサイド

サーバーサイドは Java8(Kotlin、Groovy) を使用し日々開発を行っています。最近ではユニットテストのカバー率向上に着手しており、TDD によるテストファーストな開発を行い Groovy + LocalStack + H2 を組み合わせ AWS Managed な環境に対応したテスト環境を整備しています。
ソース管理にはGitlabを利用しており、マージリクエストベースでソースレビューも行われる体制が整っています。
オープンソースの採用に積極的なカルチャーがあり、オープンソースへの貢献も目指しています。
f:id:k-iga:20200304120615p:plain

デザインのツール

デザインチームはプロダクトのモック作成を Adobe XD, Illustrator, Photoshopを使用してデザインしています。
また、スクラムにおいて Miroでユーザーストーリーを整理し、ユーザーに本当に価値あるプロダクトは何かを常に考え続けています。
最近では Storybook で UI コンポーネントの整理に着手し、全社的なデザインの統一を行っています。

f:id:k-iga:20200304122752p:plain

インフラと周辺ツール

インフラは AWS を使用しており、API も含めて AWS 上で全てのサービスを提供しています。
規模は小さいですが、使用しているサービス数は多く日々技術的なチャレンジとより安定した稼働を目標としています。
f:id:k-iga:20200304120813p:plain GitLab によるタスク管理から CI/CD まで統合して実行し、Issue Board によるタスク管理、GitLab Runner による CI/CD の自動化を行っています。
Autoscale Runner によるユニットテストの高速化/並列化だったり、開発環境から本番環境まで自動化されており、UIテスト自動化も Python Selenium で実施しています。 f:id:k-iga:20200304120818p:plain

最後に

常に進化することを目指しているので、上記であげたツール/手法以外でもメンバー間でオススメがあればドンドン採用されていきます!

Holmesはエンジニア・デザイナーを募集しています
興味がある方はこちらからご連絡ください!

lab.holmescloud.com

lab.holmescloud.com